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右脳を鍛える方法は?右脳の働きと鍛えるメリットを解説

人間の身体は基本的に左右対称となっているのと同じように、脳も左右に分かれています。右脳は「右大脳半球」、左脳は「左大脳半球」と呼ばれており、両者をつなぐ神経線維の「脳梁」が左右の脳で得た情報を交換するというしくみです。

一見すると左右の脳は同じ見た目をしていますが、それぞれ異なる働きをしています。脳科学的な根拠はないものの、右脳派の方は直感的思考力が高く、クリエイティブな傾向にあると言われています。

そこで今回は、右脳と左脳の機能的な違いから、右脳を鍛えるメリット、さらに右脳を鍛えるための方法まで詳しく説明します。脳トレに興味のある方や、右脳の活性化を図りたい方は、ぜひ参考にしてください。

 

1.右脳と左脳の働きは?

人間の大脳は右脳と左脳に分けられており、それぞれ機能や働きが異なると言われています。

右脳 直感的思考やアナログ的・総合的な脳の働きをつかさどる
左脳 論理的思考やデジタル的、生理的な脳の働きをつかさどる

生まれて間もない人間はほとんど右脳で行動し、言語力が発達し始める3歳ごろになって左脳が発達し、論理的な思考力が培われるとされています。分かりやすく言うと、言葉や数字を認識する働きを担うのが右脳で、覚えた言葉や数字を使って文章を作成したり計算したりする働きを担うのが左脳です。

また、右脳と左脳における役割の違いには医学的根拠がなく、単純に言い切ることはできません。しかし、しばしば「右脳派の人はクリエイティブで感情豊か」と言われることも実情です。

 

2.右脳を鍛えるメリット

右脳を鍛えることの具体的なメリットは、下記の3つです。

●創造力が高まる

右脳を鍛えることで、創造力が鍛えられます。例えば、小説を読むと頭の中に映画のような情景・イメージが浮かぶようになるでしょう。このような創造力は、アニメーションを活用したプレゼンの作成など、仕事においても大いに発揮できます。

●直感力を鍛えられる

右脳を鍛えることで、自然と直感力が研ぎ澄まされます。右脳派の方は、単なる勘ではなくこれまでの経験に裏付けされた経験則で直感を多用する傾向です。裏付けされた経験則による直感だからこそ当たる確率も高く、間違った判断をしてしまうリスクも少なからず抑えられるでしょう。

●記憶力が改善される

右脳を鍛えることによって特に実感しやすいメリットは、記憶力の改善です。右脳が発達すると、文字や数字だけでなく、見た景色や聞いた情報を映像のようにイメージで鮮明に記憶できるようになります。文章での情報よりも大量の情報をインプットできるというスキルは、仕事はもちろんプライベートなどあらゆるシーンにおいて役立つでしょう。

記憶力が改善され、創造力・直感力が鍛えられれば、独創的かつ個性的なアイデアや発想を生み出しやすくなるでしょう。仕事においては興味深いプレゼンができたり、プライベートにおいては人とのコミュニケーションで好印象を残すことができたりするなど、多方面で得をすると言っても過言ではありません。

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3.右脳を鍛える方法

右脳は、音楽や絵画など、少しでも興味のある芸術的な分野に手を伸ばせば自ずと鍛えられます。しかし、ただ音楽や絵画を楽しむだけで右脳を鍛えることはできません。

しっかりと右脳を鍛えるためには、自分に合った方法を用いるだけでなく、その芸術分野においてどのように自分自身を表現したいかを意識することが大切です。

ここからは、右脳を鍛えるための7つの方法をそれぞれ詳しく紹介します。

 

3-1.瞑想をする

瞑想とは、自身の内面にすべての意識を向けて、心身をリラックスさせる心身療法です。目を閉じてから呼吸を整え、何も考えずにただ静かに思いをめぐらせた状態のことで、近年では目の前のことに集中して行う「マインドフルネス瞑想」も注目されています。

瞑想は脳を含む全身のリラックスだけでなく、リラックス効果によってストレスが軽減されることで、感覚が冴えわたり、記憶力・直観力の向上にもつながると言われています。

瞑想は仕事中や散歩中など、シーンを問わずどこでもできる方法です。まずは、日々の生活に瞑想を取り入れてみるのもよいでしょう。

 

3-2.左手や左半身を使う

脳と体をつなぐ神経回路は交差しているため、右半身を使うときは左脳、左半身を使うときは右脳が活発に働きます。そのため、右脳を鍛えたいのであれば左手や左半身を意識して使ってみましょう。

右利きの方の場合、普段は右手で使っているお箸やペンなどを、突然左手で使うのは非常に困難です。また、無理に左利きに矯正する必要はありません。

右脳を鍛える目的で左手や左半身のコントロール力を向上させたいなら、物を左手で掴む、スマホを左手で操作するといった程度の動きを日常生活に取り入れることがポイントです。左手を動かすことに慣れてきたら、左半身の筋トレをしたり、徐々に左手でお箸やペンを使ってみたりしてみましょう。

 

3-3.音楽を聴く

音楽をただ聴くだけでも、右脳の活性化に効果的とされています。しかし、音楽であればどのジャンルでもよいわけではありません。右脳を鍛えるためには、歌詞が自然と頭に入ってこない洋楽や、歌詞のないようなクラシック・インストゥルメンタルがおすすめです。

音楽の視聴は、仕事中・家事中・運転中など、何か別のことをしながらできる点が魅力と言えるでしょう。自ずと脳にリズムやメロディなどの刺激が与えられるため、音楽の視聴に集中しようとする必要はありません。

 

3-4.絵を見る・描く

右脳には、視覚・聴覚といったあらゆる感覚から、得た情報を処理する機能が備わっています。そのため、視界に絵画を入れることで右脳に適度な刺激を与えることが可能です。

落ち着いた色彩の絵画であれば、リラックス効果も期待できます。絵画を見ながらマインドフルネス瞑想をすれば、さらなる右脳の鍛錬にもつながるでしょう。

また、絵を見るだけでなく自身でも描いてみることも一案です。このとき、実際に目で見た風景をモチーフに描くとよいでしょう。自身の記憶するイメージをそのまま絵に再現するという行為は直感力・想像力・空間認識能力などが必要となるため、右脳を鍛えることにつながります。

 

3-5.軽い運動をする

右脳を鍛えるためには、1日10~30分程度のウォーキングやストレッチ、筋トレといった軽い運動も効果的とされています。

軽い運動をすることで、脳からは記憶力・創造力・集中力の強化やストレスの軽減によい影響をもたらすさまざまな物質が分泌されることが分かっています。結果として、右脳の鍛錬につながると言えるでしょう。

軽い運動をして毎日体を動かすことは、健康的な体づくりにも欠かせません。ストレッチや筋トレは自宅でも行えるため、比較的普段の生活に取り入れやすいでしょう。

 

3-6.速読をする

速読とは、本や読み物に記載された文章を、文字通り速く読むことを指します。1文字ずつ丁寧に読むのではなく、各キーワードを拾いながらスピード感をもって読み進めるため、全体像を捉えるスキルや物事を瞬時に判断するスキル、さらにとある物事どうしを関連付けるスキルなどが必要です。

最初はやや難しいものの、慣れていくと各スキルが自ずと身につき、結果として右脳が鍛えられた状態となります。

速読のコツは、「ページ全体を映像として記憶しながら、斜め読みをすること」です。できる限り多くの書籍に触れながら、毎日根気強く速読にチャレンジしてみましょう。

 

3-7.楽器を演奏する

楽器の演奏には、脳全体を活性化させる効果があり、特に右脳の働きが活発になると言われています。

単純に楽器を演奏するのではなく、定められた楽譜にもとづいて演奏の練習をすることで、記憶力はもちろん共感能力がアップしたり、指の動きによって脳全体に刺激を与えたりすることが期待できます。

また、楽器演奏は右脳を鍛えるだけでなく、認知症予防・ストレス解消にもつながります。教室やスクールに通うことで他人とのコミュニケーション機会も増加するため、さらなる脳の活性化が期待できるでしょう。

 

まとめ

人間の身体は基本的に左右対称となっているように、脳も右脳と左脳に分けられています。そして、右脳と左脳では異なる働きをしていることも特徴です。

右脳を鍛えることで、創造力・直感力・記憶力によい影響をもたらします。独創的なアイデアや発想を生み出しやすくなり、仕事やプライベートなど多方面で発揮できるでしょう。

右脳を鍛えるためには、瞑想をしたり左手・左半身を意識して使うだけでなく、音楽・絵画・楽器など芸術的な分野を楽しむことも有効です。ここまでの内容を参考に、ぜひ自分に合った鍛え方で右脳のトレーニングをしてみてください。

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