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ゲーム中に疲れにくいおすすめの姿勢!悪い姿勢や座る際のポイントも

ゲームを楽しんでいたら、肩や腰がこるようになったという方もいるのではないでしょうか。長時間同じ姿勢でゲームをプレイすると、首や肩、腰に大きな負担がかかり、こりや痛みの原因となります。適切な姿勢を維持し、適度に休憩をとることが、快適にゲームを楽しむためには欠かせません。

本記事では、ゲーム中の悪い姿勢の具体例とその改善方法、さらに姿勢をサポートするためのアイテムをご紹介します。ゲームのパフォーマンスを向上させ、体に負担をかけない姿勢や座り方のアドバイスをお届けします。

 

1.ゲーム中の悪い姿勢とは?

ゲーム中は「座っているため、疲れない」と考える人も多いものの、実際には異なります。同じ姿勢を維持するために人間は多くの筋肉を使用することから、座る行為も運動の一種です。長時間同じ姿勢で座っていると特定の筋肉に負担をかけ、さまざまなトラブルにつながるケースも少なくはありません。

以下では、身体のトラブルを防止するためにも注意したい、ゲーム中の悪い姿勢の具体例を紹介します。

 

1-1.頭や首が前に出て猫背になっている

ゲームに熱中している時には頭や首が前に出て、前傾姿勢になる人も多くいます。前傾姿勢になっている時は、体重の約1割もの重さがある頭部を首や肩の筋肉のみで支えることが必要です。長時間前傾姿勢でいると首や肩に負担をかけ、こりや頭痛につながるリスクがあります。

前傾姿勢になっている時には顎が上がって、首の筋肉が縮んだ状態で固定されることも問題です。筋肉が縮んだ状態では本来の力を発揮しにくく、通常以上に負担が重くなった結果、こりを悪化させる恐れがあります。

 

1-2.椅子にもたれてお尻が前に滑っている

椅子に強くもたれかかり、お尻が前に滑った「仙骨座り」は、腰や背中に負担をかけます。仙骨座りでいる時には、仙骨(お尻の付け根にある骨)と背中の2点で上半身を支える必要があり、背中や腰の筋肉の緊張状態が続いて負担になるためです。習慣的に仙骨座りをすると骨盤が大きく後傾し、猫背につながるリスクもあります。

また、猫背の状態でゲームをすると深い呼吸を行いにくく、全身へ酸素が行き届きにくくなることも問題です。十分な酸素が全身に回らないとすぐに疲れを感じてしまい、ゲームのパフォーマンスに影響する恐れもあります。

 

1-3.足を組んでいる

足を組む姿勢は、骨盤の歪みにつながる原因です。骨盤が歪むと周辺の筋肉に負担をかけ、全身のバランスが崩れてしまうケースもあります。全身のバランスの崩れは、腰痛を悪化させる原因です。腰周辺にある背中や肩の筋肉に影響が及ぶと、背中のこりや肩こりも悪化します。

また、骨盤の歪みは、周辺部位の血液やリンパの流れを悪化させる原因です。血液やリンパの流れが滞ると、冷え性の悪化を招くリスクがあります。

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2.ゲーム中に疲れにくいおすすめの姿勢

ゲーム中の身体の負担を軽減し、トラブルリスクを最小限に抑えるためには、正しい姿勢で椅子に座る必要があります。疲れにくい姿勢でゲームを楽しみたい人におすすめの座り方は、以下の通りです。

1 前かがみになり、椅子に深く腰かける
2 上半身を起こし、骨盤を立てる
3 顎を引き、背筋を伸ばす
4 足裏全体を地面に付ける
5 ランバーサポートの位置、アームレストの高さを調整する

「骨盤を立てる」とは、骨盤を左右水平にした上、座面に対して垂直の状態になるように座ることです。椅子に深く腰かけると自然に骨盤を立てられ、正しい姿勢を維持しやすくなります。

身体の負担を軽減するためにはできる限り顎を引き、座面に対して垂直に首筋・背筋を伸ばすことも重要です。足は適度な広さに開き、足裏全体を地面にしっかりと付けてください。深く腰かけた状態で足が地面につかない場合には、座面の高さを調整しましょう。

おすすめの座り方の5番「ランバーサポート」とは、座っている時の腰の負担を軽減するため、背もたれ部分に搭載されているパーツを指します。ランバーサポートの位置を調整できる場合は、背骨が自然なS字カーブを描く位置に合わせてください。アームレストの高さは腕を乗せた時、垂直に曲がる位置へと調整しましょう。

 

3.ゲーム中の姿勢で大切なポイント

ゲーム中に良い姿勢を維持すると身体のトラブルリスクを軽減できる上、呼吸が深くなったり集中力が高まったりするメリットもあります。呼吸が深くなると疲れを感じにくくなり、より長時間ゲームを楽しめるでしょう。

以下では、快適にゲームを楽しむための環境作りや座り姿勢のポイントを紹介します。

 

3-1.足のつく椅子に座る

ゲーム中に良い姿勢を維持するためには、正しい姿勢で座った時に足のつく椅子を使用しましょう。座面の高さが調整できない場合は足置きを使用する・足の一部をカットするなどの手段で、足のつく状態を作ってください。

これから椅子を購入する場合には以下の式を使用すると、自分に適した座面の高さを計算できます。

座面の高さ=(身長×0.25)−1

たとえば身長170cmの人の場合には170×0.25から1を引き、41.5cm程度の高さの椅子を購入するとよいでしょう。

 

3-2.画面と高さを合わせる

パソコンやテレビでゲームする場合には首の負担を軽減するため、画面の高さを目線と同じもしくはやや低い位置に合わせてください。画面の高さが合わない場合は市販のスタンドを使用すると、簡単に調整できます。タブレット端末でプレイするタイプのゲームで遊ぶ場合は机に手をつき、目線の高さに持ち上げるとよいでしょう。

画面の高さの調整は、眼精疲労を軽減するためにも重要な対策です。画面の角度も調整して外部の光を極力映り込ませない状態を作ると、より目の負担を軽減できます。

 

3-3.こまめに休憩をとる

長時間ゲームをする際には時間を決めて、こまめに休憩をとりましょう。大まかな目安としては、1時間に1回、10〜15分程度の休憩をとることがおすすめです。

休憩中はできる限り立ち上がり、身体を適度に動かしましょう。身体のこりや痛みを感じる時には一旦デジタル機器から離れてウォーキングやストレッチを行い、気分転換することもおすすめです。

近年ではプロのゲーマーもパフォーマンスの低下を回避する目的で、身体を動かすことの効果に注目しています。ゲーム中に感じるストレスの軽減を図るためにも、適度な頻度で休憩をとることが重要です。

 

4.ゲーム中の姿勢サポートアイテム

ゲーム中に姿勢が崩れる悩みを解消するためには、さまざまなサポートアイテムが役立ちます。以下のサポートアイテムを有効に活用し、できる限りストレスなくゲームを楽しめる環境を作りましょう。

ゲーミングチェア ゲーミングチェアとは、姿勢改善や身体の負担軽減に役立つ機能が搭載されているゲーマー用の椅子のことです。一般的にゲーミングチェアはデスクワーク用の椅子と比較して背もたれが高く、身体を包み込む形状で設計されているため、良い姿勢を長時間維持しやすく感じるでしょう。ゲーミングチェアにはデザイン性の優れた商品も多いことから、インテリアの1つとして「映える椅子」を探したい人にもおすすめです。
姿勢矯正ベルト 姿勢矯正ベルト(猫背矯正ベルト)とは肩甲骨を後方に引き寄せ、胸を張った姿勢の維持をサポートしてくれるベルトです。姿勢矯正ベルトを長時間使用する場合は通気性の良い素材の商品を購入すると、不快感を軽減できます。通販で姿勢矯正ベルトを購入する場合は、サイズ調整できる商品を選択すると安心です。
クッション 身体にフィットしないゲーミングチェアに座っていることが理由で姿勢が崩れてしまう場合は、クッションで調整しましょう。姿勢を改善するために使用するクッションは、設置して座った時に自然と骨盤が立ち、背筋が伸びる商品がおすすめです。

 

まとめ

ゲーム中の悪い姿勢は、長時間同じ姿勢を維持することで筋肉に負担をかけ、身体にさまざまなトラブルを引き起こす可能性があります。具体的には、前傾姿勢や仙骨座り、足を組む姿勢が問題です。

これらを防ぐためには、正しい姿勢や適切な休憩、サポートアイテムの使用が重要です。ゲームをする時はゲーミングチェアなど体の負担を軽減できる椅子に座り、ゲームの画面が目線と同じところに来るよう調節します。また1時間に1回は休憩をはさみ、体の一部に緊張状態が続かないようにするのがおすすめです。

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